BABY FOOD
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乳幼児の健やかな心身の発達と成長のために、毎日の食事は重要な役割を担います。特に離乳食は、生涯の食生活の第一歩となる大切なもの。この時期に食べる楽しさを知り、「食べたい」という意欲を育てるため、紬木保育園ではさまざまな工夫をしています。
紬木保育園での離乳食の提供は、離乳後期から。幼児食同様、離乳食アドバイザーの資格を持つ専門の管理栄養士が献立をつくり、園内の調理室で調理をしています。
調理のポイント
●食べやすい形・固さ
手づかみして食べやすいスティック形状(チャレンジメニュー)、歯茎でつぶして食べられる固さ(噛む練習)になるよう調理しています。
●彩り豊かに
色合いが暗めになりがちな離乳食も、明るい色味で食欲をそそり、楽しい気分で食事ができるよう努めています。
●誤嚥防止
ブルーベリー、ぶどうのような丸くて表面がつるつるしている食べ物は、小さく切ったりつぶしたりして形を変える、柔らかくくたくたになるまで煮るなどして誤嚥事故を防ぎます。
そろそろ離乳食?その前に・・・
そろそろ離乳食?その前に・・・
離乳食を始められる月齢が近づいたら準備開始!保育室では先生たちがさまざまな配慮とサポートをしています。
楽しくしっかり食べるためのポイント
楽しくしっかり食べるためのポイント
食事中の声かけは「できたら褒める」が基本。乳児にとっては、食べ物を口に入れられる、スプーンですくえるだけでもすごいことなのです。褒めることで意欲も引き出します。
普段からしっかりと身体を動かすことで体幹が鍛えられ、噛む力も強くなります。運動でお腹もペコペコになり、食欲もモリモリに。
口の動きを支える頭部や体幹の安定のため、椅子の上にクッションを置いて机と身体の高さを調節しています。足が床についていない場合は、牛乳パックで作った台を足元に置いて安定させています。
「自分で食べたい!」を満たす!手づかみ食べのススメ
「自分で食べたい」を満たす!手づかみ食べのススメ
離乳食後期の頃になると、子どもは食べ物をじっと見つめたり、手を伸ばして触れようとしたりして、食べ物に興味を示すようになります。園では「自分で食べたい!」という子どもたちの意欲を大切にし、手づかみ食べを進めています。
スプーンは段階的にステップアップ
スプーンは段階的にステップアップ
紬木保育園で使用している食具
紬木保育園で使用している食具